プロフィール


*牧村朝子(まきむらあさこ)といいます。

はじめまして。ここに来て下さって、うれしく思います。すこし自己紹介をさせてください。

わたしは28歳の日本人女性です。「牧村朝子(まきむら・あさこ)」なので「まきむぅ」と呼ばれています。

牧村朝子と妻・森ガ

妻とふたり、フランスで結婚し、東京で暮らしています。
そう、妻です。フランスの法律では、同性どうしでも結婚できるのです。

仕事は、性について書いたり話したりすること。肩書で言えばタレント/文筆家です。
好きなものは、あったかいお茶、色とりどりのあめ玉、宇宙や深海や遠い国の話、あと、できるだけ家から出ずに楽しめるものです(マンガとかゲームとか)。

↓はい、ちょっとだけお仕事の宣伝しまーす。
所属事務所:オフィス彩での公式プロフィールはこちら
メディア掲載用にお使いいただける、各文字数でのプロフィールはこちら
現在の連載・発売中の書籍・お仕事の予定まとめはこちら

自己紹介はここまでです。ありがとうございました。
さて、ここから下は、今どうしてこういう仕事をしているのかということをお話しますね。

*10歳の時、ある女の子に初恋しました。

だけれど、速攻失恋しました。「女が女に恋するなんて、おかしいこと、いけないこと」だって思ったので。

それから22歳までの12年間、色々やりました。

女らしくして男の人とお付き合いしたり、女っぽい男の人とお付き合いしたり、自分が男っぽくしてみたけど女の子にモテなかったり(笑)。「男と女」の枠に自分をはめようと、一生懸命努力しました。

そして、ふと、気づいたんです。

あれ? これって、努力じゃないな。自己否定だ。

*今でも、性について、愛について、考え続けています。

わたしは今、大事な妻と幸せに暮らしています。これは「わたしがレズビアンだから」というより、「わたしが妻を愛しているから」です。

ですがわたしが何と言おうと、妻とわたしは客観的には「レズビアン」「同性愛者」に分類されるでしょう。もっと言えば、「自然の摂理に反する」「異常」「変態」「病気」「かわいそう」「キモい」「男が余る!!」なんてことをお思いの方も、地球の上にはいらっしゃるのでしょう。

わたしは、それを否定しません。(あ、男の人が余るなんてことはないので安心してほしいですが。)

ともあれ、人類総勢70億人、全員同じことを考えて生きていくのは無理なわけで、違って当たり前なわけで、時に「違い過ぎて一緒に生きられない」「違ってるヤツを排除する」ことが起こるわけで、でも地球はひとつしかないわけで……だから、「違ったまんま、一緒に生きる」にはどうすればいいかなってこと、考えて、書いて、話すのが、わたしの仕事です。

*死ぬ前に、この瞬間を味わいたいと思ってます。

妻とふたり、おばあちゃんになって、ぽかぽか平和に生きていて。幸せそうな女の子カップルに、こう言われたいんです。「レズビアンってなあに?」

ひとがひとを愛する時に、いちいちレズビアンだとかトレビアンだとか分類されなくってもいい。「勇気をもってカミングアウト」とかやらされなくってもいい。もちろん恋愛をしなくたっていいし、男でも女でもないあり方を生きてもいい、「レズビアン」という名前を誇らしく掲げて生きて行ってもいいし、「レズビアン」にならないまま女が女を愛してもいい。

ひとは、知らない人の群れが怖いので、いろいろ分類して、わかった気になろうとします。でもそれはあくまで分類にすぎないんだよってことを胸に、ひとりひとりがお互いのことを見ることができる時代が、きてほしいなあと思って、毎日書いたり話したりしています。

そんなこんなで、ここまで読んでくださってどうもありがとうございます。なにはともあれおもしろいものを、あなたに届けられるようにがんばります。