傾聴ボランティア

* 言えないけど話したいこと、聴きます。

撮影:YAMAさん
撮影:YAMAさん

あなたが話したい、けど周りの人に今は言えないことを、牧村朝子がボランティアで傾聴します。

「よくわかんないけど、気持ちがもやもやする。自分はどうしちゃったんだろう?」

「同性を好きになった。自分は同性愛者なのかな?」

「家族からカミングアウトを受けた。どう接したらいいの?」

レズビアンに限らずどんな方でも、セクシャリティに限らずどんなことでも、「まわりの人には言いづらいけど、誰かに話したい」ことがあればぜひ利用してください。傾聴はインターネット電話サービスのSkype(スカイプ)を利用して行っており、匿名でもご利用いただけます。

* 傾聴とは?

傾聴とは、あなたがお話になりたいことに耳と心を傾けて聴くことです。

できること

  • 否定・批判・アドバイスをせず、おっしゃることをお聞きします。
  • もしもあなたが言葉に詰まったり、言葉で表現することが苦手でも、じっくり待ちます。言葉にならないことも感じ取るよう努力します。
  • 秘密を守ります。伺ったお話を、勝手に他の場所で書いたり話したりすることはしないとお約束します。また、お話を伺っている間の録画・録音・メモも一切行いません。ただし、お話の内容が命に関わること/法律に触れることだった場合、ご相談者と周囲の方の安全のため、お名前・お住まいなど個人特定に繋がることを完全に伏せた形で、心理/法律の専門家に報告し指示を仰ぐ場合がございます。その場合はご本人にもその旨をお伝えいたします。

できないこと

  • 診断はできません。たとえば、あなたが同性愛者かどうか、とか、あなたが心療内科を受診するべきかどうか、とか、そういったことを申し上げる立場に私はありません。私にできるのは、ただひたすら聞き役になることで、あなたが考えを整理するのをお手伝いすることです。
  • 傾聴の時間に、ビジネスのご相談や取材をお受けすることはできません。その場合はお手数ですが、どうぞこちらのメールフォームよりご連絡いただけますようお願いいたします。

* ご利用になった方からのご感想

「最初はとても緊張しておりましたが、牧村さんの落ち着いて丁寧な話し方に、徐々に緊張もほぐれていき、とても楽しい一時でした。ありがとうございました。
なかなか言えないこと、悶々としていること、日々の中で誰でもあると思います。
でも、それを話を聞いてくれると行動してくださったまきむぅさん、そして事務所の方々。
とても感謝しています!
こんな相談場所が欲しかった!

ひとの気持ちはあたたかいものなんだぁと感じました。そして森ガールさんのお話しになると嬉しそうになる牧村さんが素敵です。今は小さな活動かもしれませんが、徐々に大きくなるように私も応援しております。」
(2013年6月、ちのさんからのメールを、ご本人のご厚意を得て転載しました。)

* 傾聴サービスを利用するには

フランスの菜の花

日時:不定期、月一回を目安にしています。日にちは随時、このページでお知らせします。
時間:おひとりにつき最長40分間、お伺いします。
次回開催予定:2018年1月26日(金)16:30~17:10
窓口:Skype ID:makimu.line
※Skypeとは無料で利用できるネット上のテレビ電話サービスのようなものです。テレビ電話・音声通話・文字チャットと、お好みの手段を選んで頂けますので、顔を見せたくない方や文字の方がいいという方もご安心ください。
※Skypeをご利用でない方は、恐れ入りますが各自で検索・ダウンロードを行って頂けますようお願いいたします。

予約:不要です。告知時間以降の先着順でお話を伺わせていただきます。
online黄緑のアイコン(オンライン)の時に、テキストメッセージを下されば反応します。
torikomi赤いアイコン(取り込み中)表示の時は、恐れ入りますがお返事ができません。
また、連絡先追加の申請はすべて承認させていただきます。
時間外に送られたテキストメッセージにつきましては、全て目は通しますが、お返事はできません。

お話が苦手な方へ:よかったら、こちらからお便りを下さい。事務所あてに頂いたお手紙は日本滞在のたびにきちんと受け取っています。メールのお返事はあまりできないけれど、一通一通しっかり読んでいます。

* どうして傾聴ボランティアをしているの?

昔、私が辛かったころ、同性愛に悩んでいたけれどもそれがうまく言葉にならず、「心の相談室やセラピーなどに行く→何か適当な嘘の悩み相談をでっちあげる→治ったふりをする」ということを繰り返してしまっていたからです。

だから、何かを「治す」ためではなく、「解決する」ためでもなく、ただ頭の中にあることをぶらーっとお話していただく相手になれたらいいなあと思ってやっています。(別に心の相談室やセラピーが悪いとは言わないんだけど、選択肢は多い方がいいわよねって話です。)

お話の内容が嘘でも本当でもなんでもかまいません。それがあなたから出てきたことであるということに変わりはないからです。それが嘘でも本当でも、書くことでも話すことでも、踊ることでも叫ぶことでもなんでも、頭の中にあるものを外に出すととっても整理しやすくなるということを、私は経験上よく知っています。

最後に、プロのカウンセラーさんの窓口、また他の相談機関一覧もご紹介しておきますね。

* おすすめの相談窓口・参考サイトなど

カウンセリングルーム P・M・R
ゲイの心理カウンセラー、ゆたちょすこと村上裕さんのカウンセリングルーム。東京都中野区にありますが、メール・電話・出張相談も受け付けています。
いわゆる性的マイノリティに理解あるカウンセラーを増やすため、ゲイの心理カウンセラー講座も主催されていらっしゃいます。

QWRC LGBTとその周りの人のための相談機関一覧
大阪にある、LGBTについてのリソースセンター「QWRC(クォーク)」の公式サイトです。ボランティアとして行われている相談窓口一覧があり、たいへん充実した内容です。法律や医療など、専門的な内容を相談できる窓口も紹介されています。

ストップいじめ!ナビ
いじめや嫌がらせから抜け出したい方と、その周りの方のためのサイトです。相談窓口のほか、「性的マイノリティといじめ」についての情報も。

* 傾聴ボランティア活動を応援して下さる方へ

このページから投げ銭をしていただくことができます。後日、お礼のメッセージをお返しいたします。

・下記のウィンドウから、Amazonでいつも通りお買い物をしていただくと、そのうち何割かの広告料が私の手元に入ります。こちらについては、私の方ではどなたが何をお買い求めになったのかを把握していません。